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池袋のパルコミュージアムで開催されていた北斎展を見に行ってきた。

2017年7月4日 (火)

WWEの東京公演を見にいくついでに、なにかおもしろいものをみたいなーと思っていたので、ちょうど池袋のパルコミュージアムで開催されていた北斎展を見に行ってきました。
世界が絶賛した浮世絵師北斎展~冨嶽三十六景・エッフェル塔三十六景の共演~

これ、タイトルにも書いてあるように、北斎の絵だけじゃなくて、北斎の影響を受けてエッフェル塔三六景を描いたアンリ・リヴィエールも同時に見れる企画展でした。
いってみて、久々に心が揺れるというか、すごく満足したので少しだけ感想を書きます。
なお、そこまで詳しいわけではないので、知っている人からしたら寒い内容かもしれませんが、そのへんは生暖かい目で見ていただければ。

北斎、改名しすぎ

最初のパネルで、北斎の改名履歴の年表があったんですけど、北斎改名しすぎですw
詳しくはwikiみたらいいですけど、なにせ多い。
しかもマイナーチェンジみたいのから、いきなり大きく変えたりとかもあり、変更に癖が読み取れません。
あと、何回か卍を使っていたりして、厨二感まであるのでこの名前の遍歴見ているだけでもけっこう面白いです。
たぶんすごく飽きっぽい人だったんだろうなとか考えると楽しいですね。

やっぱり富嶽三六景はいい

改名履歴の後はド定番の富嶽三六景を見ました。
これがやっぱり改めて見るとすごくいい。
実際の版の大きさでみると、細かく描かれた分やダイナミックに表現されている部分の違いとかが結構分かるのですごく楽しいです。
近づいてみたり、離れてみたり、見る距離や角度を変えることで、またよりいっそう楽しいですね。
有名な赤富士こと凱風快晴の青バージョンなんかもあったりして、そういう趣向も楽しみの幅を広げている感じがしました。
で、見てて思ったのは僕は北斎の描く水の表現がとても好きだなということに気づきました。
ベタですが、僕の一番好きな北斎の絵は神奈川沖浪裏なんですが、構図のダイナミックさとかもあるんですが、それよりも水の表現がとても好きです。
富嶽三六景にも、他に色々な絵でいろいろな表現で水が書かれていますが、そのどれもに目が行ってしまっていました。
あと、富士山が昔は少してっぺん細長かったのかなとかも思います。
北斎の富士山をよく見ると、今の富士山と少し形が違って山頂付近が少し細長いんですよね。
富士山は活火山なので、もしかしたら今見ている富士山と昔の富士山は少し違うのかもしれないなと思いました。

凱風快晴
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%B1%E9%A2%A8%E5%BF%AB%E6%99%B4#/media/File:Red_Fuji_southern_wind_clear_morning.jpg
赤富士こと凱風快晴。wikiより引用

神奈川沖浪裏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E9%A3%BE%E5%8C%97%E6%96%8E#/media/File:The_Great_Wave_off_Kanagawa.jpg
神奈川沖浪裏。wikiより引用

構図の説明とかがあってわかりやすく楽しめる

後、この展示には絵のよこに説明が書いてあるものもあって、僕のような絵画初心者でもわかるように噛み砕いて分かりやすい説明がされてあり、説明を読んでから絵を見るとまた違った発見があったりして非常に面白いです。
見に行ったときは一人だったので、横に集中力を途切れさせる子どももおらず、久しぶりにゆっくりと絵に向き合う時間も取れていたのも大きいかと思います。
なので、たぶん初心者でも楽しめる内容になっていると思うんですよね。
北斎は有名なので、知っている絵も何点かあり、そういう安心感もあります。

後世への影響や当時の風俗に思いを馳せる

あと、当然ですが描かれているのが北斎の生きていた時代なので、今とは生活様式がかなり違うのもおもしろポイントでした。
絵の中に、風が吹いて傘が飛んでいるシーン(後で調べて冨嶽三十六景・駿州江尻て名前だった)があったんですが、そこで風に耐える人、飛ばされて追っかける人、隊列を組んで被害を少なくしようとしている人など、色々な様子が垣間見えます。
あの当時の傘は頭につけるタイプなので、今とは違ったノウハウが必要なんでしょう。
そういうことを考えると楽しいですし、そういうふうに思わせてくれる絵も素敵だなと思います。
あとは、北斎のことしか触れてませんがリヴィエールの絵も普通に面白かったです。
北斎の影響を感じる部分が確かにあって、こうやっていろいろな文化が影響を受けあって時代が作られていくんだなとか思うと色々と楽しいですね。

冨嶽三十六景・駿州江尻
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E5%B0%BB%E5%AE%BF#/media/File:Ejiri_in_the_Suruga_province.jpg
冨嶽三十六景・駿州江尻。wikiより引用

とまあ、そんな感じで非常に満足の行く時間を過ごすことができました。
期間中に池袋に行く機会がある人には是非オススメしたいと思います。

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